会場:荻原みさき病院 リハビリテーション室
参加者数:49名
■定例会の報告
神戸支部第25回定例会を開催しました。肘関節シリーズの2回目となりました。今回は,前回同様に骨の触診を行いました。
最初に,大久保病院の稲葉将史先生が「肘関節の触診の臨床応用」と題したミニレクチャーを行われました。レクチャーでは,肘部管症候群と離断性骨軟骨炎を中心に,どの部位で圧痛があるのかについて,詳細に評価することの大切さを説明していただきました。 肘関節周囲の尺骨神経の絞扼部位の理学所見,圧痛部位などについて詳細に説明されており,肘部管症候群の患者様を診るうえで重要な情報となったと思われます。
また,離断性骨軟骨炎の発生メカニズムから病期分類を説明されており,加えて,エコーで上腕骨小頭の正常動態と異常動態を対比させて説明されました。視覚的にもイメージすることができ,圧痛所見を確認する際に重要な点を理解するうえで参考になりました。
山本先生の実技指導 |
参加者の実技練習の様子 (左から,宿南先生,吉川先生,久須美,稲葉先生) |
■次回の定例会
定例会では,触診の実技を中心に,ミニレクチャーをあわせて行っています。毎月第3水曜日の19時から,荻原みさき病院で開催しています。
第26回定例会は,2017年1月18日(水)に開催します。次回の内容は,「肘関節・前腕の骨の触診3」,「肘関節・前腕の靭帯の触診1」です。
定例会の日程・内容・お申し込み方法につきましては,本Blogの[定例会・症例検討会]のページをご覧ください。ご興味がある方のご参加をお待ちしています。
神戸支部 世話人 久須美雄矢
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