日時:2016年1月20日(水) 19:00-21:00
会場:荻原みさき病院 リハビリテーション室
参加者数:70名
神戸支部第15回定例会を開催しました。テーマは「股関節前面筋の筋の触診」でした。
初めに,大久保病院の水島健太郎先生からミニレクチャーをしていただきました。大腰筋を中心とした内容で,浅頭と深頭での役割の違いや腰痛や歩行速度との関連,評価やトレーニングの具体的な方法などについて説明してくださいました。水島先生自身の研究結果も盛り込まれており,とても興味深いお話でした。
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水島先生のミニレクチャー |
大久保病院の山本昌樹先生の実技では,腸腰筋や恥骨筋,内転筋群と外閉鎖筋の触診を行いました。短内転筋や外閉鎖筋など,深層に位置する筋を触診する際には,周囲に存在する筋との解剖学的な位置関係を理解し,表層に存在する筋を緩めた肢位で行うことがポイントになります。深層に位置する筋を触診するときの指の当て方や圧のかけ方など,丁寧に説明していただきとても勉強になりました。
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山本先生の実技指導 |
そして,参加者による触診の練習が行われました。
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参加者の触診練習-1
アシスタントの吉川先生による指導 |
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参加者の触診練習-2
アシスタントの久須美先生による指導 |
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参加者の触診練習-3
アシスタントの稲葉先生による指導 |
定例会では,触診の実技を中心に,ミニレクチャーをあわせて行っています。毎月第3水曜日の19時から,荻原みさき病院で開催しています。次回の定例会は2016年2月10日(水)に開催します。テーマは「足部の骨の触診1」です。
*次回は第2水曜日の開催となっておりますので,ご注意ください。
定例会の日程・内容・お申し込み方法につきましては,本Blogの
[定例会・症例検討会]のページをご覧ください。ご興味がある方のご参加をお待ちしています。
神戸支部 世話人 稲葉 将史
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